採用導線の未整備
当社がビルメンテナンス会社100社を観測したところ、公式サイトに採用ページが存在する会社は34%、その先の給与明記は15.4%でした(2026年9月観測・調査レポート公開中)。
応募しようにも、情報が足りない。採用導線の整備は、多くの設備会社にとって最初の伸びしろです。
Philosophy & Value Proposition
採用・育成・受注Capacity。この3つの再設計を、公開データと現場の観察に基づいて支援します。
確認できない実績は、実績として掲載しません。
Industry Reality
建設業の就業者は、過去10年で約15.7万人減少しました(総務省「労働力調査」)。
建設業の技能労働者に占める55歳以上の割合は36.6%に達し、県によっては平均年齢が57歳を超えています(厚生労働省「建設業労働の動き」ほか公的統計)。
一方で求人倍率には大きな地域格差があります。建設業全体の倍率は、最も低い県で0.25、最も高い県では2.83と10倍以上の開きがあります(厚生労働省「一般職業紹介状況」)。同じ「人手不足」でも、県によって意味が逆転する。全国一律の処方箋は通用しません。
| 指標 | 実測値 | 出典 |
|---|---|---|
| 建設業就業者の減少 | 約15.7万人/10年 | 総務省 労働力調査 |
| 55歳以上の割合(建設業技能労働者) | 36.6% | 厚労省 公的統計 |
| 求人倍率の地域格差(建設業) | 0.25〜2.83 | 厚労省 一般職業紹介状況 |
| ビル施設管理の求人倍率 | 1.03 | 同上 |
Field Observations
当社がビルメンテナンス会社100社を観測したところ、公式サイトに採用ページが存在する会社は34%、その先の給与明記は15.4%でした(2026年9月観測・調査レポート公開中)。
応募しようにも、情報が足りない。採用導線の整備は、多くの設備会社にとって最初の伸びしろです。
ベテランの暗黙知は、退職とともに失われます。動画・文書・チェックリストという「再利用できる形」への変換は、設備会社の継続性を左右します。
積算の根拠(歩掛)が属人化していると、受注できる量の上限が見えません。歩掛表の公開と積算の標準化は、Capacityを広げる前提です。
Honest AI
AIに任せる部分と、人が担う部分を最初に設計する。それが当社のAI活用の原則です。
Five Transparencies
私たちは「隠す」ことで得られる短期的な利益より、「見せる」ことで得られる長期的な信頼を選びます。
歩掛・積算根拠を公開する。根拠の見えない見積もりは作らない。
観測データ(採用開示・給与・休日)を全国向けに公開し、業界の物差しを提供する。
自社の採用情報も同じ基準で開示する(測る側も測られる)。
できること・できないことを最初に示す。確認できないことは「確認できていない」と言う。
提案の判断基準(なぜこの施策か)を文書化して共有する。
当社が歩掛表や観測データを公開するのは、マーケティングのためだけではありません。この思想の実践です。
Vision
人手不足で成長が止まる会社を減らす。採用・育成・受注Capacityを再設計し、「もっと良い仕事を回せる会社」を増やします。
職人の技術と暗黙知が、形として残る業界にする。引き継ぎと育成の負担を、仕組みで軽減します。
公的統計と民間の観測が行き交い、透明性が標準になる設備業界をつくる。
Why Public Data
設備業界には「感覚」で語られてきた課題が多くあります。人手不足も、採用難も、容量の限界も。
当社はそれを公的統計と自社観測で数値化し、誰でも検証できる形で公開します。
数字には限界もあります(定義・対象・時点を毎回明示します)。しかし、測れるものから着手することで、施策の効果もまた測れるようになります。
Commitments
掲載する統計には必ず出典・時点・定義を付ける。
AI活用の線引きを提案の最初に共有する。
採用開示・観測データは自社にも適用する。
※旧ページにあった「遅延1日につき1%減額」等の罰則数値は、継続的な検証体制が確認できるまで削除しました。誠実性は数値の約束ではなく、原則の実践で示します。