Mistake #99 : No Vision

首なしチキンの疾走

「とにかく早く作れ」「競合に勝て」「流行りを取り入れろ」。
号令だけは勇ましいですが、誰も「どこへ向かっているのか」を知りません。
頭(ビジョン)を失った鶏は、死んでからも走り回ると言われます。
あなたのプロジェクトは、すでに死んでいませんか?

🐔 迷走診断
  • プロジェクトの「目的(Why)」を30秒で説明できる人がいない
  • 機能追加の方針が、朝令暮改でコロコロ変わる
  • 「なぜこれを作るのですか?」と聞くと「上が決めたから」と言われる
  • メンバーの目の色が死んでいる(やらされ仕事)
⚠️ 警告:目的地のない船出は、ただの漂流です。
燃料(資金)が尽きた瞬間、海の藻屑となります。

01. Whyから始めよ

🐔💨
Busy doing nothing...

サイモン・シネックの「ゴールデン・サークル」を思い出してください。
優れたリーダーは「Why(なぜ)」から語り、次に「How(どうやって)」「What(何を)」と続きます。
「売上が欲しいから(Why)」ではありません。それは結果です。
「顧客の〇〇という苦痛を取り除くため(Why)」が、正しいビジョンです。

リーダーの仕事は
指示することではない。
行き先を示すことだ。

02. インセプションデッキを作る

プロジェクト開始時に、「インセプションデッキ」を作りましょう。
- 我々はなぜここにいるのか?
- エレベーターピッチは?
- やらないこと(Not List)は何か?
これらを定義し、壁に貼り出し、迷ったときは常にここに戻る。
それがチームの「北極星」になります。

03. 全員が語れるか徹底する

ビジョンは、社長室の額縁に飾るものではありません。
新入社員からマネージャーまで、全員が自分の言葉で語れるまで浸透させるものです。
「レンガを積んでいる」のではなく「大聖堂を作っている」。
そう思えるメンバーが集まったとき、チームは奇跡を起こします。

執筆:Chief Product Officer (CPO)

ビジョナリーな指揮官。
「なぜやるのか」を問い続け、意味のない開発を止めることで、最大の価値を生み出す。