Mistake #97 : Sunk Cost Fallacy

泥沼の
ギャンブラー

「もう5000万円も投資したんだ。ここで止めたら全部無駄になる」。
違います。その5000万円は、何をどうしても戻ってこない「サンクコスト(埋没費用)」です。
重要なのは「過去にいくら使ったか」ではなく、
「今からいくら使えば、どれだけ回収できるか」という未来の計算だけです。

🎰 ギャンブル依存診断
  • 「あと少しで完成するはず」と言われ続けて半年が経つ
  • 誰も使っていない機能を、メンテナンスし続けている
  • 失敗を認めることが「恥」だと考える文化がある
  • レガシーシステムのリプレイスが、3回以上失敗している
⚠️ 警告:あなたはパチンコ台にお金を入れ続ける依存症と同じ状態です。
損切り(Loss Cut)できない投資家は、必ず破産します。

01. ゼロベース思考のすすめ

💸🎲
-50,000,000 JPY

もし今日、このプロジェクトが影も形もなかったとして、
「今から5000万円かけて、これを作りますか?」と自問してください。
答えが「No」なら、即座に中止すべきです。
過去の意思決定を正当化するために、未来の資源を浪費してはいけません。

賢者は歴史に学び、
愚者は過去に縛られる。

02. 撤退基準(撤退ライン)を決める

プロジェクト開始時に、成功の定義だけでなく「失敗の定義(撤退条件)」を決めておきましょう。
「CVRが1%を切ったら撤退」「開発費が予算の120%を超えたら中止」。
感情が入る前に、ルールとして決めておくことで、冷静な損切りが可能になります。

03. ピボットは「学習の成果」である

方針転換(ピボット)を「失敗」と捉えるから、引くに引けなくなるのです。
ピボットは「この方法はうまくいかない」と学んだ「成果」です。
リーン・スタートアップの精神を持ち、小さく失敗し、速く学んでください。
致命傷を負う前の撤退は、賞賛されるべき戦略的判断です。

執筆:経営戦略コンサルタント

冷徹な計算機。
感情を排し、ROI(投資対効果)のみに基づいて、プロジェクトの存続をジャッジする。