Mistake #82 : Broken Link

リニューアルで築いた
「404の山」

「サイトを新しくしました!」と発表した翌日、コールセンターは鳴り止みませんでした。
「ブックマークしたページが開かない」「Google検索から行くとエラーになる」。
古い橋を落とした後、新しい橋を架けるのを忘れていませんか?

🌉 橋の崩落診断
  • URL設計を `site.com/products.html` から `site.com/products/` に変えた
  • 「古いページは削除しました」で済ませている
  • Google Search Console で「404エラー」が急増している
  • リダイレクト設定(.htaccessなど)をする担当者がいない
⚠️ 警告:あなたは「SEO資産」をドブに捨てています。
検索順位は急落し、二度と元の位置には戻らないでしょう。

01. 資産の焼却

Webサイトのリニューアルにおいて、最も犯しやすい罪は「URLの変更」を軽く見ることです。
長年運営されたページのURLには、他サイトからの被リンクや、ユーザーのブックマーク、そしてGoogleからの「評価(ドメインパワー)」が蓄積されています。
リダイレクトなしにURLを変えることは、積み上げた信頼をすべてゼロリセットし、顧客を断崖絶壁から突き落とす行為に他なりません。

URLは不変(Cool URIs don't change)であるべきだ。
変えるなら、案内状(Redirect)を出せ。

02. 301リダイレクトの徹底

旧URLから新URLへ、必ず `301 Moved Permanently`(恒久的な移動)のリダイレクトを設定してください。
これはGoogleに対して「引越ししました。評価はこちら引き継いでください」と伝える唯一の手段です。
トップページへの転送で誤魔化してはいけません。ページ対ページ(1対1)で丁寧にマッピングする必要があります。

03. 404ページのホスピタリティ

どうしても存在しなくなったページについては、親切な404エラーページを用意しましょう。
「お探しのページは見つかりませんが、こちらの記事がおすすめです」と誘導する。
システムのエラーではなく、コンテンツの一部として404ページをデザインすることが、離脱を防ぐ最後の砦です。

執筆:テクニカルSEOコンサルタント

リンクの繋ぎ手。
数万ページのサイト移行において、トラフィックを1%も落とさないリダイレクト設計を行う。