誰も見ない回転木馬
(カルーセル)
「一等地に情報をたくさん載せたい」。経営者のその欲望が、サイトで最も価値のある場所を「誰も見ない広告板」に変えました。
自動で動くものは、人間の目によって無意識に「広告=無視するもの」としてフィルタリングされます。
- トップページのファーストビューが、大きな自動回転スライダーだ
- 2枚目以降のバナーのクリック率(CTR)を知らない(計測していない)
- スマホで見ると、スライダーの文字が小さすぎて読めない
- 「社内の部署間の喧嘩」を収めるために、全部載せるスライダーを導入した
あなたは一番目立つ場所を、デッドスペースにしています。
01. バナーブラインドネス
人間は「勝手に動くもの」を見ると、本能的に「これは広告だ」と判断し、視線を逸らす習性があります(Banner Blindness)。
一生懸命作ったキャンペーンバナーも、スライダーに入れた瞬間、それは「風景」の一部となり、認識されなくなります。
特に2枚目以降の情報到達率は、1枚目の数分の一以下に激減します。
回転木馬に乗りに来たのではない。
02. コンテンツは「並べる」
重要な情報が3つあるなら、隠して回すのではなく、堂々と3つ並べてください。
AppleやAmazonのサイトを見てください。
彼らは重要なプロモーションをカルーセルにはせず、グリッドレイアウトで静的に配置しています。
「選ばせる」ためには、「一望できる」ことが大前提なのです。
03. ヒーローイメージの活用
ファーストビューには、最も自信のある「一枚絵(ヒーローイメージ)」を固定で置きましょう。
それに、明確なキャッチコピーと、たった一つのCTA(Call To Action)ボタンを添える。
迷わせないことが、最大のコンバージョン対策です。