刃を研がない
木こり
「忙しすぎて、新しい技術を学ぶ時間がない」。
それは、錆びたノコギリで木を切り続ける木こりと同じです。
IT業界において、1年前の知識はすでに古くなっています。
学習(刃を研ぐこと)を仕事の一部と捉えない組織は、ただ消耗していくだけです。
- 業務時間内での「勉強会」や「読書」はサボりだと見なされる
- 書籍購入費やカンファレンス参加費の予算がゼロだ
- エンジニアが5年前と同じやり方でコードを書いている
- 「技術は家で勝手に学ぶものだ」という空気が経営層にある
1年もすれば、誰もついてこれない「レガシー製造機」になるでしょう。
01. 7つの習慣「刃を研ぐ」
スティーブン・コヴィー博士の『7つの習慣』における第7の習慣は「刃を研ぐ」です。
どんなに力持ちでも、刃こぼれしたノコギリでは丸太は切れません。
週に40時間働くなら、そのうちの4時間(10%)は学習に充てるべきです。
Googleが「20%ルール」を設けていたのは、慈善事業ではなく、それが最も生産的だからです。
学ばないのではない。
学ばないから
忙しいのだ。
02. 組織学習の仕組み化
個人の努力に依存してはいけません。
「毎週金曜日の午後は勉強会」「書籍は無制限に会社負担で可」といった制度(仕組み)が必要です。
学習コストを「コスト」ではなく「投資」と捉えられるか。
これが生き残る企業と消えゆく企業の分かれ道です。
03. 良いエンジニアの見分け方
面接で聞いてみてください。
「最近、業務以外でどんな技術に触れましたか?」。
30秒以内に、キラキラした目で新しい技術の話を始めたら、そのエンジニアは本物です。
「特にありません」と答えるなら、どれだけ経験年数が長くても、採用してはいけません。