機能を作るだけの
工場
「今月は5つの機能をリリースしました」。
それは素晴らしいですが、その機能によって売上はいくら上がりましたか?
もし答えられないなら、あなたは「成果(Outcome)」ではなく「作業量(Output)」を誇っているだけです。
使われない機能は、作れば作るほど負債になります。
- エンジニアの評価指標が「リリース機能数」や「コード行数」だ
- 開発チケットに「なぜこれを作るのか(Why)」が書かれていない
- リリース後の数値(利用率、CVRなど)を誰も見ていない
- ロードマップを消化することだけが目的化している
思考停止してベルトコンベアの前で作業しているだけです。
01. アウトプット vs アウトカム
「アウトプット」は、どれだけ作ったか。
「アウトカム」は、どれだけ価値を生んだか。
10個の機能を作っても、誰にも使われなければアウトカムはゼロです。
逆に、コードを1行も書かずに(=文言変更だけで)売上を倍にすれば、それは最大のアウトカムです。
優秀なエンジニアは、コードを書かずに問題を解決します。
価値を作れ。
02. 削除という名の開発
最も勇敢な開発行為は「機能を作ること」ではなく「機能を削除すること」です。
使われていない機能は、コードの複雑性を増し、運用コストを上げ、バグの温床になります。
「足し算」の開発は誰でもできますが、「引き算」の開発ができるチームこそが、
長期間にわたって高い生産性を維持できます。
03. 仮説検証型への転換
「これを作れば売れるはずだ」という思い込み(妄想)で作るのをやめましょう。
「これを作れば、CVRが5%上がるはずだ」という仮説を立て、
最小限の機能(MVP)で検証し、ダメならすぐに捨てる。
リーン・スタートアップの手法を導入し、無駄な機能開発を撲滅してください。