Mistake #06 : The Alien Language

宇宙語の
エラーメッセージ

「Unexpected T_PAAMAYIM_NEKUDOTAYIM」。
このメッセージを見て、ユーザーはどうすればいいのでしょうか?
内部的なエラーコードやスタックトレースをそのまま画面に出すのは、
レストランで「厨房で皿が割れました」と客に叫ぶようなものです。

👽 宇宙人対話診断
  • 「エラーが発生しました」だけのポップアップが出る
  • 入力フォームでエラーになっても、どこが間違っているか分からない
  • 専門用語(DB接続エラー、NullReferenceExceptionなど)が表示される
  • エラー画面からトップページに戻れない(行き止まり)
⚠️ 警告:あなたはユーザーを突き放しています。
不親切なエラーは、即座に離脱(解約)につながります。

01. エラーメッセージの3要素

ERROR 503: Service Unavailable
(What should I do...?)

良いエラーメッセージには、必ず3つの要素が含まれています。
1. 何が起きたか(事実)
2. なぜ起きたか(理由)
3. どうすればいいか(解決策)
特に重要なのは「3」です。「再読み込みしてください」や「サポートに連絡してください」など、
ユーザーが次に取るべき行動(Call to Action)を示してください。

エラーは
システムの都合だ。
謝罪と案内を忘れるな。

02. 開発者用とユーザー用の分離

詳細なエラー情報はデバッグに必要ですが、ユーザーには不要(かつセキュリティリスク)です。
ログには詳細(スタックトレース)を記録し、画面には親切な要約を表示する。
この「出し分け」を実装してください。
「予期せぬエラー」という言葉は、開発者の敗北宣言だと思ってください。

03. マイクロコピーの力

エラーメッセージは、UXライティング(マイクロコピー)の腕の見せ所です。
SlackやDiscordのエラー画面を見てください。
少しのユーモアや、温かみのある言葉選びが、ユーザーのイライラを軽減します。
システムは機械ですが、それを使うのは感情を持った人間なのです。

執筆:UXライター

言葉のデザイナー。
無機質なシステム用語を、人間が理解し共感できる「言葉」に翻訳する。